2017年8月24日木曜日

中小企業診断士という資格は「薄皮饅頭の皮」

Rio-jii です。

またまた久々の投稿です。
お盆や甲子園の高校野球も終わり晩夏となってきましたが、まだまだ暑い日が続いています。Rio-jii はこの夏、少しだけ甲子園レフト側外野席で観戦しました。とても暑くて1時間くらいで帰りましたが、いつ行ってもあの雰囲気はいいですねえ! 

さて本題です。中小企業診断士という資格は「足裏に付いたご飯粒」だってよく聞きますよね。「取っても食えない」資格だからだそうです。
Rio-jii は「薄皮饅頭の皮」じゃないかと考えています。薄皮饅頭で大事なのは中身のアンコです。アンコがどれだけ美味しいかでその薄皮饅頭の価値が決まります。まあ皮も美味しいにこしたことはないけど、アンコに比べればアピール度は全然違いますよね。でも、どんなに美味しいアンコであっても、薄皮を被っていなければ饅頭にならないし、そもそもアンコを直接手に取るという状況って、あんまり無いのではないでしょうか。薄皮というのは、饅頭においてそういった機能的な意味を持っていると言えましょう。

中小企業診断士という資格は、「薄皮饅頭」における薄皮の機能的役割を担っているのではないかと考えるようになりました。例えば誰かがアンコ、すなわちコンサルティングを行うだけの素養や経験を持っていても、その有用性を第三者に伝える機会はなかなか難しいところがある(資格なんかなくても活躍されている方はたくさんいらっしゃいますが・・)と思うのです。でも資格をもっていることの効果で、その素養や経験を第三者に気づいてもらえたりアピールする確率は若干なりとも高くなっているのではないでしょうか。

Rio-jii が独立後に頂いているお仕事の中身(アンコ)って、海外関連、金融機関対応、法務関係が中心で、Rio-jii がサラリーマンしていた時代に身につけたスキルというか経験の活用なんです。これって別に中小企業診断士という資格保有の有無や資格取得のために勉強してきたこととはほとんど関係なのです。しかしながら、資格があるからこそお仕事に遭遇するチャンスを得ることができたというのも事実なのです。そこのところが「薄皮饅頭の」ってことかな。

とは言え、です。Rio-jii が独立後に頂いているお仕事を進める上において、経営大学院で得た人脈やスキルみたいなものの価値はとても大きく、薄皮のレベルも各段に上がっているのではないかと思います。自分の経験だけではなく、経営大学院で学んだことを織り交ぜながら仕事させて頂いてる感はとても強いですし、お仕事の幅も広がっていく気配が濃厚になってきました。

アンコが不味ければその饅頭が再購入されないのと同じで、お仕事の方も当然ですが中身が悪ければそれっきりになるでしょう。そういう意味で、どれだけ美味しいアンコを作っていけるか、が大事なところでしょうね。

ということで、良いレベルの薄皮を被っているのだから、アンコのレベルをもっと充実させていかなければいけないと考えながら、この暑い夏を過ごしたRio-jii でした。

ではまた・・・