2017年1月6日金曜日

開業前後に準備した7つ道具

Rio-jii です。

読者の皆さん 明けましておめでとうございます。  
Rio-jii にとっては脱サラ後初めての年末年始です。「お世話になりました。来年もよろしくお願いします。」などと言って回ったその1週間後には、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。」などと言って回るような、如何にも日本人的なビジネス慣習から解放されて悠々と過ごしていますが、逆に言えば、フリーランサーといえどクライアントが本来それなりにちゃんといるべきなのに未だあまりいない、という現実の裏返しに過ぎないのかもしれません。

さて前にも書いたように、Rio-jii は雇用保険の給付期間満了を待って開業した訳ですが、個人事業主として開業するにあたって色々な準備をしてきたので、参考まで簡単に披露させていただきます。

1.開業届
これって開業場所管轄の税務署に提出します。Rio-jii の場合はとりあえず自宅を事務所としたのでS市を管轄するH税務署でした。結構遠いところにあります。税務署って初めて行ったのですが、たまたまかもしれませんがとてもカンジよかったですよ。懇切丁寧にご説明頂きました。青色申告するということにしたので、同時に青色申告の申請も行ってきました。

2.名刺
名刺が無いとつらいですよ。例えば誰か知人から初対面の方を紹介されてその方が名刺を出された時、「実はプーなので名刺がなくて・・・」なんて何回も何回も説明するのは疲れます。なのでRio-jii は開業前であってもさっさと名刺を作りました。屋号も勝手につけていました。肩書は中小企業診断士とMBAですが、途中からS市の都市計画審議会委員というのも加えました。むろん、S市の方に了解を得たうえで。Rio-jii の蕎麦打ちの師匠が実は商業デザイナーでして、この師匠に似顔絵入りの名刺を作ってもらいました。デザイン料は出世払いということになっています。早くお支払いできるようになりたいですね。

3.ゴム版・印章
開業まもなくの頃、契約書に調印するときに、自分の住所や屋号・名前を手書きし個人の印鑑を押してました。クライアントさんは当然手書きじゃないですよねえ。どうも手書きは恰好が悪いので、ネットでゴム版と印章を注文しました。業者間でけっこう値段に幅があったのですが、Rio-jii は無名だけど親切そうな業者さんに依頼して作ってもらいました。結果的にはコスパに満足しています。

4.会計ソフト
青色申告する以上はBSとPLが要ります。Rio-jii は税務が苦手なのですが、そうも言ってられないのでフリーランサー用の青色申告や確定申告に関する書籍を5,6冊は読んで勉強しました。その結果、会計ソフトを使えば何とかできそうという感触を得たので、あるクラウド型会計ソフトの会員になりました。まだ確定申告にまで至った訳ではないので申し上げるのは時期尚早かもしれませんが、これは凄いですよ。チョコチョコと入力だけしていけば、仕訳なんて全部自動でやってくれます。事業主借なんて科目知らなくても勝手に計上してくれます。
ただ最近気が付いたのですが、青色申告って65万円の特別控除があって最終利益額から65万円が控除されるわけです。つまり収支尻が65万円以上あることが青色申告制度の前提なのですが、Rio-jii の場合は今期の売上自体がそれ以下なので、結論から言えば支出の会計処理は特に不要だったようです。とは言え、会計ソフトを試したことはとてもいい勉強になりました。

5.専用銀行口座
個人名義ではなく、屋号付き個人で新たに口座を開設しました。ネット見てたらけっこう開設手続が難しそうだったのですが、とても簡単でした。ただ、ネットバンキングは有料になるところが個人口座との違いかな。Rio-jii はネットバンキングをとりあえず申し込みませんでした。

6.専用クレジットカード
これも屋号付き個人で新たに作成しました。どこのカード会社でも受けてくれるわけではなく、ネットで調べてとあるカード会社で作りました。有った方が便利だと思います。

7.その他文具など
書類整理のキャビネット、テプラ、記事切り抜き用カッターナイフ、業務専用バッグなど、これまでならある程度会社支給だったものなども自分で調達しなければなりません。支払は「経費で」です。いわゆる販管費というやつですね。Rio-jii の場合は、製造原価も仕入原価もないので、支出の内容はすべてこういう類のものです。

ということで、前年分については3月までの給与所得、雇用保険給付期間満了後の厚生年金収入、開業後の事業収入という3つの収支計上の他に、株式売買損益計上などの個人的なものを含めて、確定申告に向かって少し忙しくなりそうです。

ではまた・・・



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